作者

Sumiko Ikemi

日付

2021-10-01

カテゴリー

デザイン

タグ

デザイン

デザインはお客様の心を一瞬で掴むパワフルなビジネスツールとして急速に重要度を増しています。ではデザインとは何でしょう?



「デザイン」には2つの意味がある

「デザイン」とは、
ある「目的」ためのアイディアを
①プロジェクトとして設計すること
そしてそれを
②目に見える形にすること
この一連の流れを「デザイン」といいます。
しかし今「デザイン」という言葉が、主に「形にすること」の部分だけが切り取られて使われているように思われます。

そもそも「デザイン」の語源は、ラテン語で「計画を記号に表す・設計する」という意味の「designare」。
このことからも、色・柄など、表面をデコレーションすることだけが「デザイン」ではない事がわかります。




というわけで、デザインには2つの意味があるということをまず認識する必要があります。
そしてこのサイトではこれら2つの意味を

「設計としてのデザイン」
「表現としてのデザイン」

と呼ぶことにしましょう。




「設計としてのデザイン」

語源にもなっている「設計する」という役割は、「コンセプト」と言い換えることができます。

・企業コンセプト
・ブランドコンセプト
・シーズンコンセプト  などなど

「デザイン」を描く前にビジネスを、ブランド全体を「設計する」ことが何より必要で、そのプロセスが、①「設計としてのデザイン」と理解してください。

「コンセプト」については、また別のブログで詳しくお話ししていきます。


「表現としてのデザイン」
そして、一般的に身近で使われている「デザイン」、つまり②「表現としてのデザイン」は、

・商品デザイン
・ロゴデザイン
・ウェブデザイン
・ショップデザイン

などのビジュアル表現がそれにあたります。
これら「表現としてのデザイン」は、お客様のタッチポイント、接点に存在するもので、企業やブランドとお客様をつなぐ重要な役割を持っているのです。





「デザイン」に困ったら

以上のことから分かるように、「デザイン」はまず「設計としてのデザイン」が土台にあって、その上に「表現としてのデザイン」が生まれてきます。

・デザインに統一感がないと感じたら。
・デザインが代わり映えしないと感じたら。
・デザイナーを変えたい…と思ったら。

まず「設計としてのデザイン」を見直してみましょう。
「設計としてのデザイン」。それは「ブランドコンセプト」。
「ブランドコンセプト」を見直せば、「デザイン」に関わる課題の解決策は必ず見つかります。
是非一度「ブランドコンセプト」から「デザイン」の課題解決にトライしてみてください。

「ブランドコンセプト」について考えてみたい…と思ったら、こちらのページから "ブランディング" をクリックしてください。




まとめ

・「デザイン」には2つの意味がある。
   ① 「設計としてのデザイン」
   ② 「表現としてのデザイン」

・「デザイン」の課題は必ず「ブランディング」で解決できる




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★電子書籍も是非。
 →デザインを制す者はビジネスを制す! 先が見えない不安な時代を生き抜くために・今知っておきたい『売れるデザイン』の作り方