デザインはお客様の心を一瞬で掴むパワフルなビジネスツールとして急速に重要度を増しています。ではデザインとは何でしょう?
●「デザイン」には2つの意味がある
「デザイン」とは、
ある「目的」ためのアイディアを
①プロジェクトとして設計すること
そしてそれを
②目に見える形にすること
この一連の流れを「デザイン」といいます。
しかし今「デザイン」という言葉が、主に「形にすること」の部分だけが切り取られて使われているように思われます。
そもそも「デザイン」の語源は、ラテン語で「計画を記号に表す・設計する」という意味の「designare」。
このことからも、色・柄など、表面をデコレーションすることだけが「デザイン」ではない事がわかります。
というわけで、デザインには2つの意味があるということをまず認識する必要があります。
そしてこのサイトではこれら2つの意味を
「設計としてのデザイン」
「表現としてのデザイン」
と呼ぶことにしましょう。
①「設計としてのデザイン」
語源にもなっている「設計する」という役割は、「コンセプト」と言い換えることができます。
・企業コンセプト
・ブランドコンセプト
・シーズンコンセプト などなど
「デザイン」を描く前にビジネスを、ブランド全体を「設計する」ことが何より必要で、そのプロセスが、①「設計としてのデザイン」と理解してください。
「コンセプト」については、また別のブログで詳しくお話ししていきます。
②「表現としてのデザイン」
そして、一般的に身近で使われている「デザイン」、つまり②「表現としてのデザイン」は、
・商品デザイン
・ロゴデザイン
・ウェブデザイン
・ショップデザイン
などのビジュアル表現がそれにあたります。
これら「表現としてのデザイン」は、お客様のタッチポイント、接点に存在するもので、企業やブランドとお客様をつなぐ重要な役割を持っているのです。
●「デザイン」に困ったら以上のことから分かるように、「デザイン」はまず「設計としてのデザイン」が土台にあって、その上に「表現としてのデザイン」が生まれてきます。
・デザインに統一感がないと感じたら。
・デザインが代わり映えしないと感じたら。
・デザイナーを変えたい…と思ったら。
まず「設計としてのデザイン」を見直してみましょう。
「設計としてのデザイン」。それは「ブランドコンセプト」。
「ブランドコンセプト」を見直せば、「デザイン」に関わる課題の解決策は必ず見つかります。
是非一度「ブランドコンセプト」から「デザイン」の課題解決にトライしてみてください。
「ブランドコンセプト」について考えてみたい…と思ったら、
こちらのページから
"ブランディング" をクリックしてください。
●まとめ・「デザイン」には2つの意味がある。
① 「設計としてのデザイン」
② 「表現としてのデザイン」
・「デザイン」の課題は必ず「ブランディング」で解決できる
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